胃の粘膜の血流をよくして、胃潰瘍の治りを助けます。また、胃腸の動きを活発にして、吐き気やもたれの症状をよくします。胃腸症状に対しては、比較的少量を用います。
気分が晴れず落ち込んだり、悲観的になったり、眠れない・・そんなこじれた心の症状「うつ」を治します。脳の活動をよくして、気持ちが前向きになるのを助けます。脳内の神経伝達物質ノルアドレナリンの放出を促進する作用があるといわれます。この場合、やや多めの量を用います。
心の病気の一つ「統合失調症」は、脳の情報伝達系に不調を生じる病気です。現実を正しく認識できなくなったり、思考や感情のコントロールが上手にできなくなります。幻聴や幻覚、妄想を生じることもあります。
安定剤としては作用がおだやで、副作用も少ないほうです。
いろいろな精神症状の改善に広く使われています。
私は不眠症と躁鬱病もでていたのですが、うつ剤とともに出されていたのがこのスルピリドでした。初期から幻聴や幻覚があったので、この薬が出たのかな、と思います。
今でも疲れると、たまに幻聴はあるのですが
気にしないことが一番大事だとかかりつけの先生に言われて
ちょっと楽に構えてから幾分か幻聴に対する気持ちが楽になった気がします。
私には、抗うつ剤の副作用に多い、胃のむかつきや吐き気を沈めながら、食欲を出してくれるお薬でとても嬉しかったのを覚えています。
精神病の投薬がはじまってから、ご飯を食べるのが苦痛だったのですがだいぶ楽になりました、
おかげでたくさん食べて、びっくりするくらい太りましたが、
それはスルピリドというよりは
一緒に飲んでいた抗うつ剤の副作用かもしれないです。
太って怖くなって、それで中止にしてもらいましたが1週間後とに復帰したりしなかったり
の、準レギュラーな薬でした。
うつ剤、抗不安剤の副作用が大体胃の不快感が多い中、胃も心も楽になる薬があるんだ、と
嬉しかったですね。
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